話題のIoTとは?
IoTとは…
① Internet of Things(モノのインターネット)の略
② モノ、通信ネットワーク、コンピューティング・システムの3つで構成される
③ 離れた場所に状態を知りたいモノがある時や、離れた場所に状態を変えたいモノがある場合には全てが適用場所になる
IoTによって今後どうなる?
・IoTが各業種にもたらす総合的な経済価値は、2020年には世界中で1兆9千億ドルに達します(Gartner社の試算)
・2020年までに500億台のデバイスがインターネットに接続されます(Cisco社の予測)
・遠隔患者モニタリングの市場は、2007年から2011年の間に2倍に拡大しており、2016年にはさらにその2倍になると予想されています
・公営事業のスマートグリッドへの転換により、2013年に25億ドル規模だった顧客情報システム市場は、2020年には約2倍の55億ドルに達する見込みです(Navigant Research社の調査研究)
・自動車業界にIoTテクノロジーが広く展開されると、事故の減少によって年間1千億ドルの節約が可能になります(McKinsey社の試算)
・産業インターネットによって世界のGDPは10兆~15兆ドル増える可能性があり、これは米国の経済規模が2倍に成長するのに相当します(GE社の見解)
・世界的なビジネスリーダーの75%が、IoTが生み出す経済的な機会を探求しています(「The Economist」のレポート)
・今後20年間で、各都市がIoT向けインフラの更新のために投じる資金総額は41兆ドルに達する見込みです(Intel社の見解)
IoTによってこれからの世の中がどのように変化していくのか楽しみですね!
話題のFintechって一体何なの?!
「Fintech」
最近よく耳にするようになったフィンテック。
「これからはフィンテックの時代だ!銀行はもうすぐフィンテックに代替される」
こんな言葉をよく聞くようになりました。
ふぃ、ふぃんてっく?
なんだそれは。
ということで今回はFinTechを理解するうえで押さえるべきポイント3つ!
Fintech3つのポイント
① FinTechとは金融(Finance)と技術(Technology)を掛け合わせた造語である
② Fintechの例として、銀行・証券・カード会社などの情報を一括管理できる資産管理サービスや、スマートフォンでクレジットカード決済ができるようなサービスが挙げられる
③ 今後はデジタル化する金融サービスにおいてFintechスタートアップとFintechを取り込むなどしてデジタル化を強く推し進めた金融機関と競争となる可能性
この3点を押さえておこう。
いずれにせよFintechの発展によって、既存の金融機関とのゲームチェンジが引き起こされる可能性は高い。今後の動向に注目だ。
今さら聞けない!マイナス金利って何?
マイナス金利・・・で?どうなるの?
「マイナス金利」
一度は聞いたことがある言葉だろう。
先日のディスカッションでマイナス金利の話題になり
知ったかぶりをしながら話しておりました筆者です。
2016年1月29日、日本銀行がマイナス金利政策の導入を決定しました。
でも、マイナス金利っていったい何!?
言葉は知ってるけど・・・・
マイナス金利・・・で?どうなるの?
やべえ
今さら聞くに聞けない
ということで今回は「マイナス金利」について
分かりやすく解説していきたいと思います!
目次
そもそもマイナス金利って?
「マイナス金利とは」と検索してみたところ
マイナス金利(マイナスきんり)とは経済学用語の一つであり、金利がマイナスになるということ。超低金利の時期ならば短期金利が一時的にマイナスになることもある。またインフレ時で物価上昇率が高い時期の低金利の預金ならば名目金利がプラスであっても実質金利がマイナスとなっていることもある。(Wikipedeaより)
ほ、ほう・・・で?
全然わかんねえええええええ。
マイナス金利と聞くと、私たちが銀行に預けている預金金利がマイナスになって損をしてしまうと考えてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
いいえ、違うんです。
金利とはお金を借りる時に発生するお金のことであり、一般の銀行が日本銀行に預けているお金に対して金利がマイナスになります。
ですので、一般の銀行は日本銀行にお金を預けるとお金が減っていくということが起きます。
ここで知っておきたいポイントは
日本銀行は銀行の銀行であり、日本経済の中心にもなるので中央銀行とも言われています。一般の銀行(大手銀行、地方銀行、信用銀号、ネット銀行)も日本銀行に預金しています。
なぜ一般の銀行は日本銀行に預ける必要があったのか。
それは、日本銀行は一般の銀行よりも金利が安く、他の銀行同士との取引が簡単にできるからです。
一般の銀行は日本銀行からお金を借りて、そこに金利をさらに上乗せして企業や個人に対して貸しているんです。銀行はそのようにして利益を得ており、一般の銀行は日本銀行にお金を預けても基本的には利子がつきませんでした。
お互いの銀行が日本銀行の口座を持っていれば、日本銀行に依頼することにより簡単に取引ができます。ネット上で銀行Aの口座の残高を減らし、銀行Bの口座の残高を増やすだけなので。
銀行同士でお金のやり取りをする機会は多いので、このようなシステムは便利です。全ての銀行が日本銀行に口座を持っているからこそ、このようなことが可能になります。
・・・しかし!
マイナス金利が導入されたことによりプラスだった当座預金の金利がマイナスに!!
つまり、1億円預けた場合
金利+1%だとプラス100万円
金利-1%だとマイナス100万円になるんです。
2016年2月からマイナス金利が導入されたことにより日本銀行にお金を預けているだけで毎年0.1%の手数料が取られてしまいます。
一般の銀行
「まじか!日本銀行に預けてマイナスになるくらいなら民間企業や個人に資金を回して利益を得たほうがいいじゃん!」
ということで、一般の銀行は企業や個人に対して積極的に融資を行うようになる。
すると、企業も新事業の展開がしやすくなったり、賃金もUP。家計の収入も増加。
購買行動が加速し、経済の循環を活性化するという流れになるんです。
このマイナス金利の政策は、日本銀行が2%のインフレ目標を達成するための特効薬として導入されました。
私たちの生活にどんな影響があるの?
なるほど、マイナス金利については理解できた。
でも、マイナス金利が導入されたことで私たちの生活にどんな影響があるの?
メリット
銀行はお金を企業や個人に融資したいので、住宅ローンや自動車ローンの金利が低くなります。
これまでは借りることの出来なかった人も、審査の基準が緩和されて借りれるようになるかもしれません。
そうすると、住宅や車を購入したりする人が増えるので、不動産業や製造業に関係する業種はマイナス金利におけるメリットを受けると思われます。
デメリット
先ほども述べましたが、 マイナス金利によって一般の銀行は、日本銀行に預けるお金に対して手数料を支払いますが、今後、私たち一般生活者が民間の銀行に預けているお金について手数料を徴収される可能性は極めて低いと思われます。
しかし、マイナスにこそならないものの、預金金利の引き下げはすでに一部の民間銀行では始まっており、お金を預けることで受け取れる利息は低くなっています。
さいごに
今回のマイナス金利について世間ではマイナスのイメージばかりでメディアでもデメリットばかり報道されていますが、私はむしろチャンスだと思いました。
日本銀行に預けられ眠っていたお金が市場にでれば、将来的に日本の経済が活性化することが大いに期待できますし、新しい事業を始めるときに銀行から融資してもらいやすくなることも考えられます。
新規事業や起業に挑戦する人が増えるといいですね。
これからの経済は確実にこうなる、と予測することは不可能なので、常に日ごろから様々な情報を収集し、世界の動きに敏感になることが重要だと思います。
以上、マイナス金利についてでした!